「鎌倉でカプチーノと言ったら緒方さん」と名前が上がるくらい有名なんでし!
Dolce far niente(ドルチェ ファール ニエンテ)
緒方さんのコーヒーキャリアを教えてください。
大学卒業後、銀座にある小売店に就職し、その後イタリア料理店でカメリエーレとして勤務していたので、バリスタとしての経験は特にありませんでした。
そこからどのような経緯でコーヒーの世界へ入ったのでしょうか?
飲食店を開業するにあたり、エスプレッソをお店の個性の一つとして考えたのが始まりでした。その後はレストラン勤務地やイタリア旅行などを通して見様見真似でやっています。
開業したキッカケを教えてください。
学生時代の飲食店バイトの経験がとても楽しかったんです。就職した小売店でのサラリーマン生活に行き詰まりを感じていたので、自分が本当にやり甲斐のある仕事をしたいと考え飲食店開業を目指しました。
なぜ鎌倉にお店をオープンしたのですか?
鎌倉での出店はたまたまで、元々は中央線沿線など都内で探していました。いろいろなエリアの物件を探す中で、2階ということで全く考えていなかったこの物件をたまたま見た所、天井が高く店内の雰囲気が気に入りこちらでお店をオープンする事にしました。
Dolce far nienteのコンセプトを教えてください。
「本物のエスプレッソ」を楽しめるカフェレストランです。
お客様にどのようなカフェ体験をしてほしいですか?
イタリアへ過去に行かれたことがあるお客様がイタリアのカフェを思い出したり、あるいはお客様が将来イタリアへ行ってカフェを口にした時に鎌倉の店を思い出す、そんな体験をしてもらえると嬉しいです。
Dolce far nienteで提供しているエスプレッソメニューについて、こだわりや味わい方などを教えてください。
力強いエスプレッソをベースに、熱すぎないシルクのような舌触りのミルクを注ぎ込んだカプチーノをぜひ飲んでいただきたいです。お好みでお砂糖をしっかり入れるのもおすすめです。飲み干した後にカップに残ったミルクの泡が砂糖を含んで甘いメレンゲのようになるので、それをスプーンですくって召し上がりください。
ご自身と貴店の展望について教えてください。
いつまでもお店に立つ経営者でありたいと思います。現在Dolce far nienteの他に、御成通りにあるスペインバル(ページ下部に詳細を記載)も経営していますが、さらにお店を増やすチャンスがあるとすれば、自分の街(鎌倉)にこんな店が欲しかった!と思えるようなものを作りたい。
最後に -Dolce far niente 緒方さんのお話を聞いて-
有名店で修行をしたり、繊細なこだわった淹れ方をするわけでは無いので、ただ自分が思うままの大雑把な淹れ方だと謙遜する緒方さん。
しかしCimbaliのクラシックモデルを操りながら、その「自分が思う味を作る」ということは簡単なことではなく、長年の経験とカンがあるからこそ安定した美味しさを引き出せる職人技だなと感じさせられます。お店に行くたびやっぱり今日も美味しいと思わせるカプチーノやラテを入れてくれます。
Dolce far niente(ドルチェ ファール ニエンテ)
住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下1−5−34 2F
営業時間 : 11:00~17:00(Lo.17:00)
※20:00まで営業している日があるため、インスタにてご確認ください。
定休日:不定休
公式instagram:https://www.instagram.com/dolce__far__niente__/
パンダバル
住所:神奈川県鎌倉市御成町5−41
営業時間 : 15:00~22:00(フードLo.21:00、ドリンクLo.21:30)
定休日:不定休
公式instagram:https://www.instagram.com/panda__bar__/